前任の高塚さんからバトンを託されたのは、埼玉大学教育学部准教授 荒木祐二先生です。
『国際協力の憂鬱』と題して3回に分けてお送りします。
荒木 祐二氏プロフィール
山形県新庄市の自然豊かな里地で育ち、横浜国立大学大学院にて博士号(環境学)を取得。
東京大学アジア生物資源環境研究センター特任助教などを経て、現在、埼玉大学教育学部准教授(技術教育講座)。
専門は中学校技術の栽培教育をはじめ、里地里山や熱帯湿地の植生とその環境マネジメントなど。
大学院在学時の2002年~2004年に休学し、青年海外協力隊として中米のグァテマラに赴任。
世界でも稀な植物学の国際ボランティアとしてグァテマラ国立サンカルロス大学附属植物園に勤務し、植物採集や標本管理などの業務を担当。
近年は10年前からカンボジアを研究フィールドとして、熱帯湿地やアンコール遺跡における植物資源利用に関する研究に従事。
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荒木 祐二氏 E-mail: arakiy@mail.saitama-u.ac.jp
エッセイはこちら
◇第1回:国際協力の憂鬱/青年海外協力隊にみた光と影
◇第2回:国際協力の憂鬱/グァテマラの治安と募る虚無感
◇第3回:国際協力の憂鬱/2年間を振り返って