グローバル人材育成センター埼玉では、国際理解を目的とした事業を行う際に、必要となる講師の派遣を行っています。
派遣できる講師
グローバル人材育成センター埼玉に登録している外国人講師
主に県内に住む外国出身の人で、その国の文化、伝統、習慣、価値観についての講義や、料理、音楽、遊びなどの体験学習を日本語で行うことができます。グローバル人材育成センター埼玉の講師として登録し、年に1回以上の研修を受けて参加します。地域の人々との交流に関心を持ち、意欲的に活動に参加しています。
外国人講師の授業実施例
- 文化紹介 自国の文化(衣服、食生活、住居、言葉など)や歴史の紹介
- 体験学習 世界の遊びや民族舞踊の体験及び民族衣装の試着など異文化を体で感じる学習
- 特定のテーマについての話 日本での生活、教育(母国の子どもと日本の子どもの違い、いじめの問題)、母国が抱える問題、母国と日本とのつながり
外国人講師の出身国
アジアを中心に、多くの国の人が登録しています。
アジア
インドネシア、韓国、カンボジア、タイ、台湾、中国、ネパール、パキスタン、バングラディッシュ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モンゴル
中東
イラン、サウジアラビア
オセアニア
オーストラリア
アフリカ
カメルーン、ギニア、セネガル、マリ、モロッコ
ヨーロッパ
イタリア、エストニア、スペイン、ハンガリー、フランス、ルーマニア、ロシア
南北アメリカ
アルゼンチン、コロンビア、パラグアイ、ブラジル、ペルー
グローバル人材育成センター埼玉に登録している日本人アドバイザー
アドバイザーは国際理解を目的とした事業を行う際に、その企画や実施に関する助言を行ったり、学校等と外国人講師の間に入り、当日までの連絡調整を行います。事業当日は、国際理解教育の促進に向けたアドバイスや多文化共生についての話などを発信したり、外国人講師がスムーズに授業を進めるためのサポートを行います。
グローバル人材育成センター埼玉に登録している日本人講師
日本人講師は、自らが行っている国際交流・国際協力活動についての話や、ワークショップ(=参加型の学習)を行うことができます。
青年海外協力隊の元隊員〔独立行政法人国際協力機構(JICA)〕
開発途上国で、技術や経験を生かしてボランティア活動を経験した青年海外協力隊の元隊員や、シニア海外ボランティアとして活躍した方などをご紹介します。現地での体験をもとに、開発途上国の現状やボランティア活動についてお話しします。
【具体例】フィリピンで高校の先生をしていた青年海外協力隊のOG
協力隊の活動、協力隊に参加した理由、現地の高校生と日本の高校生の違い、水道や電話がない生活などを、映像や写真を使い分かりやすくお話しします。
埼玉県国際交流協会には、JICA埼玉デスクの国際協力推進員がいます。県内の国際理解教育のお手伝いをしていますので、お気軽にお問い合わせください。
NGO活動経験者
国際交流・国際協力をテーマに活動しているNGOの方をご紹介します。活動内容、国際協力に必要なこと、参加方法などを具体的にお話しします。特に中学・高校生にとっては、近い将来、NGO活動に参加するきっかけを見つけることができるかもしれません。
派遣対象機関・団体
- 県内の小・中学校、高等学校、養護学校等の教育機関
- 国際理解活動を実施する県内のNGOなどの団体 など